キャシーマムキルトスクールの歩み
1983年、静岡県・御殿場にある「聖マリア幼稚園」の教会の集会場で
私のパッチワーク教室がスタートしました。
最初は「聖マリアパッチワーク同好会」という名称で
父兄会のお母さま4名で始まりました。
父兄活動の一環なので
「勝野 八千代」として月2回のクラスを受け持ちました。
「子連れ」でのレッスンは、
キルトをする手は休んでも口は休まない、
ワイワイガヤガヤと笑顔の絶えない、それは楽しい教室でした。
生徒さんは10人に増え、
次の年には20人、
その後40人になって
集会場では受け入れられなくなり、
1987年、御殿場駅の裏に「スタジオK」をオープンしました。
カフェとキルトスタジオを一緒にしたお店が
私のキルト教室の始まりです。
御殿場の山での暮らしの中で
「週末を海のそばで過ごしたい…」
そんな風に思うようになりました。
そして1994年、
勝野とご縁のあった鎌倉・極楽寺に小さな家を建てました。
この家の1階がスタジオK2となり、
ハワイアンキルトのクラスはここからスタートしました。
ハワイアンソングを聴きながら、
ハワイの花やキルトの由来を話して、
パンの木のクッションから教えはじめました。
それは今も同じずーっとこのスタイルで教えています。
45歳になった1997年、
東京に戻ってきました。
三軒茶屋に小さなお店をオープンしたのがスタジオK3です。
自宅兼会社の隣にショップとスクール、アトリエができました。
御殿場の我が家はスタジオKキルトミュージアムとして、
住んでいたイメージのまま私のキルトを見て頂けるようにしました。
これは長女 七奈美の希望です。
「私達の田舎がなくなっちゃうから手離さないで!」の一言で始まった
ハウスミュージアム。
季節ごとに変わるキルトの展示で皆様をお待ちしています。
今も東京を拠点に、
御殿場・横浜・名古屋・神戸・大阪のキルトスクールで
生徒の皆さまとワイワイ楽しくチクチクしています。